商品(コモディティ)市場のボラティリティは高くなりやすいということもあり、戦略を立てる上でその信頼度を最大限に高めるためには、できるかぎり多くのデータを手に入れることが重要になります。そういうわけでTradingViewでは継続的にデータ提供範囲を拡大させているのですが、今回TradingViewで分析できるようになったデータとして、汎ヨーロッパの取引所として業界をリードするユーロネクストの商品先物データをご紹介します。
ヨーロッパの主要取引所を合併して設立したユーロネクストは、現在では汎ヨーロッパの市場のインフラとして、ヨーロッパのみならず世界の企業・機関・投資家に堅牢で成長性のあるプラットフォームを提供しています。ユーロネクストは国内外の優良企業から中小企業まで幅広い事業体をサポートしており、株式をはじめとして金融/商品デリバティブ、債券、通貨ペア、ETF、ファンド、仕組商品に至るまで数々の資産クラスを取引対象にしています。
弊社のパートナーシップ構築の歩みを次に進めるために、今回はユーロネクストが提供する商品先物データを統合しました。製粉用小麦、菜種、ヨーロッパ産デュラム小麦、トウモロコシ、ヨーロッパ産サーモン — ヨーロッパを代表する取引所から配信されるこれらの先物取引のデータにチャートからすぐにアクセスできるようにしました。
この新データを見るには「シンボル検索」で「先物」タブを開いた後にカテゴリーとして「農産物」を選択し、検索欄に “EURONEXT:” のプレフィックスを入力します。
今回追加したデータが皆様にとって世界の先物市場の良き道しるべとなり、より信頼性の高い戦略の構築に役立つことを願っています。そして、ユーロネクストも数ある選択肢のひとつであることをどうかお忘れなく。私たちのプラットフォームは、世界中に存在する1,357,880の銘柄へと直接アクセスできるデータフィードを数多く備えており、その接続も信頼度が高いものです。TradingViewひとつであらゆるマーケットの入口を開くことができるのは、すべてこうした技術によるものです。