昨年、私たちはティックチャートのベータ版の提供を開始しましたが、そのデータのカバレッジは有名な取引所に限られていました。以来、カバレッジ拡大に努めてきましたが、喜ばしいことにTradingViewでほぼすべての取引所とシンボルでティックデータが利用できるようになりました。これによって市場動向の分析の正確性が増し、的確な情報に基づいてトレードの判断を下すことができます。
ティックチャートはほとんどの銘柄に対応していますが、以下のような例外があります:
- 出来高がない指数
- オプション
- “TVC:” のプレフィックスが付く国債と利回り
- 終日データ (EOD) のシンボル
TradingViewは数多くのデータフィードに接続しており、サポート対象のマーケットの最新リストはマーケットデータページでご覧いただけます。上記の例外を除き、ほぼすべての市場と資産でティックベースのチャートをサポートしています。これは驚くべきことです。
ティックチャートでは固定の時間間隔ではなく、定義された取引回数に基づいてバーを構築できます。経過時間にかかわりなく設定されたティック数によって各バーが順次表示されるため、市場が活発でも緩慢でもその動きをより明確に把握することができます。特にボラティリティが高い場合に有効で、価格変動や取引高を詳細に把握することでトレンドの見極めなどにより効果的な対応が可能になります。
Expert/Ultimateプランをお持ちであれば、ティックチャートを1T、10T、100T、1000Tの4つの時間足でご利用いただけます。ティックチャートを開くにはキーボードでお好みの時間足を入力するか、ドロップダウンメニューから時間足を選択します。
注意: ティックデータが利用できないシンボルの場合、メニュー内のティックの時間足はグレーで表示されます。なお、ティックチャートをご覧いただけるのは、現在のところウェブとデスクトップアプリのプラットフォームのみです ― 今後モバイルアプリでのサポートも予定していますのでお楽しみに！
ティックチャートのメリットや制限事項などの詳細については、ティックベースの時間足についての記事をご参照ください。
引き続きティックチャートの改良を行いますので、より良いものにするためにも皆様からのご意見やアイデアをお待ちしています。プラットフォームの改善にご協力よろしくお願いいたします！
チーム・トレーディングビュー